アニメ「放課後さいころ倶楽部」レビュー

放課後さいころ倶楽部 アニメ

1)簡単にこの番組の魅力をまとめるとこんな感じ

話は高校生を舞台、入学したての女の子主人公が高校生活につまらなさを感じるところからスタートする。

人付き合いが苦手で、引っ込み思案で、夢中になれるものがなく退屈な毎日を過ごしていた主人公のミキ。

学校の帰り道に、ひょんなことから友人のアヤと出会い「楽しいこと」を探すようになり、ボードゲームショップでアルバイトをしていた委員長のミドリから教わったボードゲームの魅力にはまる。

タイトルにあるとおり、このアニメはアナログゲームをメインとし、ボードゲームやカードゲームなどをとおして友情や恋愛感情、青春をかなでていくストーリーである。

全体としては、「のほほん系」の部類だ。高校生の日常から面白さ、楽しさ、充実してる部分を大人としてゆっくり見ているとなんとも癒される作品ともいえる。

最初は、小さいころからいじめられっ子で、泣き虫のミキの回想やうまく気持ちを伝えられないところにやきもきする部分は多いが、それをカバーしてくれる天真爛漫のアヤ、しっかりものでみんなをまとめる委員長のみどりでうまく話のバランスをとってくれる。

1話ごとに知らないカードゲーム、ボードゲームが出てくるため単純にルールを聞いて、プレイを見ていても面白い。

実在するゲームなため興味のある人はやってみるといいと思う。途中から、外国人のエミーリアも仲間に加わるので一人でもこんな妹がいたら良かったのにと思ってしまった。

2) ストーリーの魅力

高校生を舞台としたストーリーはよくあるものだが、アナログゲームの題材はない。

良くいえば、カラオケ、ボーリングなど高校生のありがちな日常とは違った視点で主人公達の成長をみることができる。

主人公のミキは、泣き虫で気弱な性格ゆえ幼少期にいじめられた経験を持ち、その分他人の痛みを理解し思いやりがある女の子である。

はじめは気持ちを上手く表現できなかったが、アナログゲームでは負けず嫌いな部分も垣間見え、アヤとミドリというかけがえのない友達に出会えてよかったと思う。

しかも、幼い頃から他人の顔色をうかがってきた観察力から心理ゲームのたぐいはかなり強い。

はじめは主人公の性格にやきもきする部分も多いが、すぐに克服するのでがんばったね、という親目線だけでなく、ボードゲームの面白さ、それぞれのキャラの背景、のほほんとした女子高生の日常などバランスはよく取れていると感じられる作品である。

ストーリーも基本のベースはアナログゲーム紹介なのだが、学校、学園祭、夏休み、旅行、放課後、アルバイトなど様々な観点で流れていくので見ていて飽きない。

途中で外国人のエミーリアも仲間に加わり、一層に深見が増していく。

天使のようなエミーリアも加わったことで、高校生1年目は充実した感じで話は進む。

マンガとして読むならダラダラした感じになってしまうが、アニメとして1クールとしての完成度でいえば十分なストーリー内容であると感じることができる。

3) 登場人物の魅力

主の主観が大部分を占めてしまうが、主人公のミキも魅力的だが、第1話で友達になるアヤの魅力を語りたい。

アヤは、基本的には好奇心旺盛で、いつも明るい天真爛漫な転校生だ。

はじめはこっちに引っ越してきたということだったので、転校生というよりかは入学時にはじめて知り合ったという感じだ。

この話の中では、最も社交的で、誰に対しても物怖じせず間を詰めた接し方をするので、人によっては「馴れ馴れしい」という印象を与えることもあるが、あの可愛さだったら周りからモテモテでも仕方ないと思う。

行動力と無邪気さが魅力的だが、ときに寂しがり屋の一面もあり、常に人と関わり、賑やかな雰囲気を好むと思われる。

恋愛感情などに関しては非常に鈍く、誰がどう見ても自分がアプローチを受けているのに、ミドリが好き?という的はずれな部分も多い。精神的にはやや幼く、感情をストレートに表面に出すため、心理戦を孕むタイプのゲームにはめっぽう弱いのがたまにキズ。

人懐っこく、スキンシップを好む傾向が強く、すぐメンバーに抱きついたり腕を組んだりするので自分がはいりたいと思ってしまうほどだが魅力の一つである。

4) 私がこの番組に惚れ込んでいる理由

一番は「のほほん」とした高校生の日常的な部分である。やっぱり女の子たちの他愛もないかわいい会話、友情、恋愛など毎日を一生懸命に楽しんでいる感じがよろしい。

勉強はほぼ出てこないが、題材のとおり、アナログゲームを主軸に学生生活を楽しんでおり、みんな仲睦まじい感じが見ていて癒される。

喧嘩、ライバルなど不穏な空気もないため見ていてハラハラしないのも良いと感じられる。

5) 今後、こんなことに期待

ずっとゲームの話ばかりでは飽きる可能性があるため、1クールで1学年のストーリーという感じがいいと思う。

もし続編がでるなら、次回は2年生時の話をアニメにしてほしい。

また、マンガでは出てこないキャラや他の作品とのコラボがあったら刺激があって面白いと思う。

6) まとめ、こんな人におすすめな番組です

高校生の日常系が好きな人は嫌いじゃない作品だと思う。

ただ「アイカツ」「ラブライブ」のようなキラキラ要素はないため、「けいおん」「女子高生の無駄遣い」など、のほほんとした癒しを求めている方にはちょうど良いアニメ作品であると思われる。

ぜひ、大人目線で温かく見守ってくれたらいいのでは、と感じた。

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